少し前から確定申告はe-Taxでやるようにしています。
理由はわざわざ平日に休みを取って税務署に行きたくないから。
今年は特に新型コロナウイルスの影響でe-taxで確定申告される方が増えているそうですね。
時間もあまりかかりませんので、皆e-taxで確定申告すれば良いのになと思います。
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e-taxのメリット
提出書類を省略可能
源泉徴収票や医療費控除の領収書などは、原本書類の提出・提示を省略できます(ただし書類は一定期間保管しておくことが必要になります)。
早めに申告ができる
通常、税務署での確定申告は2/16〜3/15が受付期間となりますが、e-Taxを利用した申告では1月上旬から確定申告ができます。
早めに確定申告書類の作成が完了した人にとっては、2月中旬まで待たなくても申告手続きが済ませられるようになりました。
還付がスピーディー
e-Taxで申告すると、還付もスピーディーに行われます。例年、1~2月に申告すると2~3週間、3月に申告すると3~4週間で処理されるとのこと。
昨年2月16日に申告しましたら2月25日に還付されましたので、郵送よりも早く還付されることは間違いないと思います。
青色申告者はe-Taxで控除額が10万円分増えるそうです。
2018年(平成30年)度の税制改定で、青色申告の特別控除額が変更され、2020年(令和2年)分の確定申告以降、e-Taxで青色申告の手続きを行えば特別控除額は変わらず65万円ですが、そうでない場合は55万円に減額されるとのこと。
同時に、誰にでも等しく適用される基礎控除の金額は38万円から48万円に増額されます。これによって、e-Taxを利用していると差し引き10万円分の控除額アップにつながることになります。
e-taxの活用促進=マイナンバーカードの普及ですから、個人的にはこれからどんどんe-tax利用者が有利(=窓口利用者が不利)になっていくのではないかと思います。
e-taxによる確定申告をするのに必要なもの。
必要なものはマイナンバーカードとICカードリーダライタです。
マイナンバーカードを取得されてない方向けに「ID・パスワード方式」という方法もあります。
ですが、この方法で確定申告をするためには、最初に税務署職員と対面による本人確認が必要となりますし、この方法は暫定的な措置とのことで、結局マイナンバーカードを作る羽目になりそうですので、最初からマイナンバーカードを取得してしまった方が良いと思います。
ICカードリーダライタはなるべく新しいものを!
ICカードリーダライタは特別新しくなくても良いと思いますが、心配な方は大手のものを購入された方が良いかと思います。
実際私は8年前に発売されたSonyのRC-S370というICカードリーダライタを使用しておりますが、大きな不具合はありません。
値段だけで選んでも問題はないかと思います。
Sony製ICカードリーダライタが動かない時は設定の再確認を!
私のICカードリーダライタが古いからだけかもしれませんが、Sony製のICカードリーダライタは毎年最初はカードを読み込んでくれません。
年に1回しか使わないから設定の方法も忘れてしまうんですよね…
設定方法としては
NFCポートソフトウェア リムーバー で古いドライバをアンインストール
NFCポートソフトウェア (旧FeliCaポートソフトウェア)をインストール
※RC-330,RC-370を利用している場合はNFCポートソフトウェア Version 5.6.9.0をインストール
※RC-330,RC-370を利用している場合はPC/SC アクティベーター for Type Bをインストール
となります。
毎年3の手順を忘れて時間を無駄にしてしまうんですよね…
感染防止の観点からもe-taxを利用しましょう!
新型コロナウイルスだけでなく、他の感染症についても有効な手段は人混みに行かないことだと思います。
そうした意味からも自宅にいながら確定申告ができるe-taxというシステムはとても便利なものだと思います。
まだ税務署の窓口で確定申告をされている方は、e-taxを利用した確定申告の手続きに切り替えましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。