前略雲の上よりとは
「前略 雲の上より」は竹本真さん、猪乙くろさんによる漫画作品です。
飛行機好きの主人公が出てくる漫画ということで何気なく１巻手にしてみたら、心当たりがありすぎて一気に最後まで購入して読んでしまいました。オススメの漫画の一つです。
意識高い系の今どきの若手社員・桐谷は強面課長の竹内と北海道出張に赴くことに。 初出張の桐谷は羽田空港で課長から様々なダメ出しを受ける。それは仕事上のことではなく、空港・飛行機に関する無知さに対して。そう、課長は飛行機と空港を愛するいわゆるオタクだった。 課長から飛行機・空港の魅力について徹底的に叩き込まれる桐谷。はたしてどんな成長を遂げるのか。
連載の中で様々な空港が紹介されておりますので、これから回数修行を始めようと思っている方は興味深く読める内容なのではないかと思います。
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紹介された空港など。
第１巻
意識高い系の今どきの若手社員・桐谷は強面課長の竹内と北海道出張に赴くことに。 初出張の桐谷は羽田空港で課長から様々なダメ出しを受ける。それは仕事上のことではなく、空港・飛行機に関する無知さに対して。そう、課長は飛行機と空港を愛するいわゆるオタクだった。 課長から飛行機・空港の魅力について徹底的に叩き込まれる桐谷。はたしてどんな成長を遂げるのか。
- 羽田空港
- 関西国際空港
- 庄内空港
- 山口宇部空港
- セントレア
- 宮古島空港
- 仙台空港
第２巻
意識高い系の今どきの若手社員・桐谷は、日本全国を飛び回るビジネスマン。出張では常に上司で、飛行機・空港マニアの竹内課長が同行する。課長のいきすぎた趣味を、初めは煙たがっていた桐谷だったが、出張を重ねるごとに無意識に感化されていった。なんとか課長の呪縛から逃れ、オタクではない昔の自分を取り戻すべく大学の同窓会へと参加する桐谷。だが桐谷の「精神飛行高度」はもはや常人のはるか上を行っていたのだった。
- 女満別空港
- 大阪国際空港
- 羽田空港
- 鹿児島空港
- 那覇空港- 松山空港
- 新千歳空港
- 羽田空港
第３巻
今回登場する空港は松本、秋田、関空、宮崎、富山、釧路、伊丹。松本空港はスポーツに本気。秋田空港は『釣りキチ三平』。関空は通を唸らせるホットスポット。宮崎空港はビジネス上手。富山空港はインスタ映えの最右翼。釧路空港は鶴、まれに熊。伊丹空港は衣替えで超おしゃれに。空港・飛行機偏愛漫画、いよいよ達人の域に!? 楽しくない空港なんて一つもない！！
- 松本空港
- 秋田空港
- 関西国際空港
- 宮崎空港
- 富山きときと空港
- たんちょう釧路空港
- 大阪国際空港
第４巻
今回登場する空港は出雲、鹿児島、宮崎、八丈島、南紀白浜、函館、広島、熊本。出雲空港のそばにある日本最古の空港とは？鹿児島、宮崎空港で女子会旅行崩壊の危機。羽田ー八丈島6時間の飛行機旅は大人の嗜み。函館空港の三大特徴が白日の下に。広島空港の格言「リムジンバスを制する者は空港を制す」。熊本空港では赤い悪魔を追ってはならないという…。今回も飛行機・空港偏愛ぷりは健在です！
- 出雲縁結び空港
- 鹿児島空港
- 宮崎空港
- 八丈島空港
- 南紀白浜空港
- 函館空港
- 広島空港
- 熊本空港
第５巻
今回登場する空港は那覇、羽田、小松、青森、高松、富士山静岡。
【那覇空港】N700系新幹線がお出迎え。
【羽田空港】夜の展望デッキで絶景目撃。
【小松空港】アグレッシブな恐竜と至福のひと時を。
【青森空港】日本一の桜を見るなら、立ち寄るべし。
【高松空港】100点満点中95点。空港の魅力の本質がわかります。
【富士山静岡空港】新幹線と、あいまみえる奇跡の空港。
誰も予想できない空港の魅力、お届けします。
第６巻
今回登場する空港は長崎、北九州、岡山桃太郎、とかち帯広、福岡の5空港。
【長崎空港】「前略」名物ミニ滑走路登場。だがそこは、荒くれどもの溜まり場だった！？
【北九州空港】新幹線から空港へ豪華リレー。締めは至福の空港足湯！
【岡山桃太郎空港】デニムあり、お寿司あり、後楽園あり。堪能するしかない。
【とかち帯広空港】空港内は豚丼。空港外はモール温泉。日帰り帯広贅沢三昧。
【福岡空港】リニューアル後も、滑走路端そばから見る飛行機は、ただただ絶景。
働く部署が変わっても、飛行機・空港の魅力は変わらない！
第７巻
今回登場する空港は福岡、高知、札幌丘珠、えらぶゆりの島、新潟、成田の6空港。
【福岡空港】空港内に滑走路出現。その名も「ラーメン滑走路」。
【高知龍馬空港】本物の飛行機になった気分が味わいたいなら、滑走路端にレッツゴー。
【札幌丘珠空港】特産玉ねぎ使用の「丘珠カレー」「丘珠ラーメン」は実に美味。
【えらぶゆりの島空港】沖永良部島にはドラゴンズファン必見の神社がある。
【新潟空港】すごい平地感が味わいたいなら、機上から越後平野を見るべし。
【成田国際空港】世界に誇れる日本のお米が堪能できます。
空港と飛行機がある限り、桐谷と課長は永久に不滅です！
空港が好きな方でしたらオススメの内容です。
残念がら先日完結してしまいましたが、どの話も面白く時間が経つのも忘れて一気に読んでしまいました。決して万人にオススメできる内容ではないとも思いますが..
私のオススメは２巻に出てきた那覇空港の話と、同じく２巻の女満別空港、３巻に出てきた釧路空港の話でしょうか。那覇空港の話は普通に良い話でしたし、女満別空港の話では「空港に勝る観光地はない」、釧路空港の話では「飛行機に乗るために旅をする」といった名言が飛び出しています。
劇中で紹介されたスポットはこんなところ
主人公の課長が「空港に勝る観光地はない」と言っているだけのことはあり、空港の観光スポットもあますところなく紹介してくれています。紹介されたスポットの中で今度私が絶対に行ってみようと思っているところをご紹介させていただきたいと思います。
紹介された空港スポット３選
千里川土手
JGC回数修行中に伊丹には何度も行っていたのですが、千里川土手には空港からタクシーに乗らないといけないので、ケチって立ち寄りませんでした。後悔しています。次に伊丹に行く機会があれば絶対行ってみたいと思います。
「前略 雲の上より」２巻
エアポートミュージアム「とぶっちゃ」
首都圏住まいのため仙台に飛行機で行くという選択肢はそもそもなかったのですが、こんな素敵な施設があるのであれば是非行ってみたいと思います。旅程はどうするか...
「前略 雲の上より」１巻 162P
物部川河口堤防
高知龍馬空港の滑走路端で、進入灯よりも高い位置から滑走路を見下ろせるスポットなのだとか。高知龍馬空港にはこれまで行ったことがありませんので、四国空港廻りも今度やってみたいと思います。
「前略 雲の上より」７巻
紹介された空港グルメ３選
こちらの漫画は色々な空港グルメを紹介しているのが特徴です。紹介された空港グルメの中で美味しそうだなと思ったものを紹介させていただきます。
レストランハートフィールド＠とかち帯広空港
帯広のソウルフードの豚丼を食べることができるということで紹介されていました。
食べログの評価は3.4と比較的高く、良いお店なのではないかと思います。
また十勝の周辺にはモール泉という以前は海外を含めても２箇所でしか楽しめなかった世界的にも珍しい温泉があるのだとか。
漫画でも主人公一行が入りに行っていました。
入ると肌がツルツルした印象になるいわゆる美肌の湯とされているそうです。
温泉を目的地として日帰り旅行計画を立ててみてはいかがでしょう？
以前の修行の際は北海道に行きませんでしたので、次回は必ず訪れようと思います。
レストランコスモス＠宮崎空港
こちらの店舗ではチキン南蛮カレーがおすすめとして紹介されていました。
チキン南蛮とカレーの相性がとても良いのだとか。
ところでこちらの店舗で一番人気のガンジスカレーですが、こちらのカレーを仕込んでいるのがレストランコスモスの厨房なのだとか。
古くから宮崎県人に愛されている味とのこと。宮崎空港にきましたら、こちらのカレーも味わってみてはいかがでしょうか？
各種メディアでも大絶賛されているということですので、宮崎空港に訪れたのであれば是非一度食べていただきたいと思います。
あす花亭 宇部空港店
限定25食のおまかせ昼御膳が紹介されていました。
このボリュームで1,000円ちょっと。
一度は食べてみたいです。これを食べるためだけに山口空港に行くかと言われたら微秒ではありますが…
レストランアカコッコ @八丈島空港
アカコッコは八丈島を代表する鳥なのだとか。国の天然記念物にもなっているそうです。
オススメは島寿司だそうですが、島ピザも気になります。
少し航空券代が高いような気もしますが、気軽に行ける場所でもありますので今度行ってみたいと思います。
番外編
天草大王大手羽唐揚げも名前だけ紹介されていました。
天草大王は
明治中期に熊本県天草地方で作出されていたが昭和に入って絶滅。残された1枚の油絵と僅かな文献を基に県農業研究センターにより復元された「原種天草大王」を利用して2000年（平成12年）に開発された肉用の大型鶏。
だそうです。
熊本空港内の「和ダイニングりんどう」や「いきなりステーキ」などでも食べることができるそう。
初めて回数修行をする予定のある方は是非読んでみてください!
「空港に勝る観光地はない」とはこの漫画の竹内課長の言葉ですが、回数修行を通じて改めて確かにそうだなと思うこともありました。
回数修行の良いところは、国内の様々な空港に行く機会があるところだと思います。
修行を終えてしまえばもう二度と行かない空港ももしかしたらあるかもしれません。
修行を通じて空港観光に勤しんでみてはいかがですか？
最後まで読んでいただきありがとうございました。
