家計の見直しは通信費の削減から。
家計の見直しを行う際、真っ先に手をつけるべきなのは、通信費の見直しであると思います。
“通信費は4割下げることができる。”といった菅官房長官の発言により、つい先日ドコモが新プランを発表しましたが、びっくりしたことに全く安くなっていませんでした。
ドコモの新プラン「ギガホ、ギガライト」が全く安くなかった件について
先日、ドコモの新料金プランが発表されました。 内容をチラッと確認してみましたが、ちっとも安くなっていないですね。ビックリ ...
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ドコモの通信料金はやはり高い
2018年の家計調査報告書によると、世帯数2,98人の家庭の通信費の平均は13,404円とのこと。
1人平均4500円となりますので、一般的な家庭の通信費は以下のようになります。
2人 | 3人 | 4人 | |
---|---|---|---|
通信費 | 9000円 | 13500円 | 18000円 |
以前、ドコモの携帯料金はそれほど高くないのでは?と考えて旧プランで検証してみましたが、ドコモwithなどを活用すると、3人家族(1人当たりパケット10gb使用)で4210円となりました。
ドコモの料金は高い?それほど高くはありませんよ。
今「月1980円からドコモが使えます!」としきりにCMをやっていますね。 ただ、正直「この条件で1月使用するのは無理なの ...
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この時はドコモもそんなに高くないのかな?と感じたのですが、端末価格を一切考慮せずに計算したことを考えると、ドコモを使っている時点で、平均的な通信料よりも大分高くなってしまうということになります。
ましてや、今後は端末の割引が無くなってしまうことを考えると、古い端末をできるだけ使い続けなければいけないのはもちろんのこと、格安SIMなどを利用も考慮して何とか料金を安くしたいところです。
いきなり通信会社を変更できない場合は、ポケットwifiの検討を!
とはいえ、格安SIMへの変更はそれなりに手間がかかります。
また、現在端末の割引を受けている最中であるという理由などで、すぐに格安SIMに変更することができない方もいるのではないでしょうか?
そうした場合はポケットwifiを使うことを検討してください。
もしかすると通信費を削減することができるかもしれません。
例えばドコモの場合
ポケットwifiも各社様々なプランを出しておりますが、1ヶ月3,000円程度でパケット使用量は無制限といったプランが一般的です。
現在、旧プランのシェアパックを利用している場合で、一番多くパケットを使用する人がモバイルwifiを使用し、他の人がパケットを節約してドコモのパケット使用量を5gb以下にすれば、4000円程度安くなります。
シェアパックプランの場合
- ウルトラシェアパック30:13,500円
- ベーシックシェアパック5gb以下(6500円)+モバイルwifi(3000円)=9500円
ギガホ、ギガライトの場合
あまり評判が良くないドコモの新プラン。
こちらのプランでもポケットwifiとの2台持ちにした場合は若干安くなります。
契約変更後6ヶ月が経過してギガホ割が終了すると、ギガホの月額料金は6,980円となります。
ギガライトとの価格差が4000円となりますので、一人あたり1000円程度安くなりますね。
1000円ですとあまりお得度はないかと思いますが…
ドコモのパケット通信料金がいかに高いかということですね。
- ギガホ価格 6980円
- ギガライト(2980円)+(3000円)
- 603HW
- W04
- WX05
- 502HW
遠くない時期に乗り換えるのであれば縛りなしwifiがオススメ
一つ問題なのは、どこのポケットwifiも大体最低契約期間があるということです。
2年〜3年といったところが一般的でしょうか。
ただ、最低契約期間が無い通信会社もございます。それが、縛りなしwifiです。
今後、家庭の通信料を全体的に見直す予定があり、ポケットwifiをずっと使い続ける予定が無いような場合にオススメです。
<h3>月額の料金はいくら?</h3>
縛りなしプランの場合、月額3300円(税抜)です。
契約期間3年のプランもありますので、通信環境などが気に入ってずっと使い続けようと思った場合はそちらのプランに変更するのも良いですね。
補償には確実な加入を!
縛りなしプランの場合、通信端末はレンタル品となりますので、端末を紛失した際や水没などにより破損した際は39,800円(税抜き)を支払う必要があります。
月500円かかってしまいますが、安心サポートプランに加入しておくと6ヶ月間に1回に限り、破損時の修理代を10,000円に抑えることができます。
長期間利用する予定があるのであれば、保証に入っておくことをオススメします。
縛りなしwifiで使用できる端末
各端末のスペックは下表のとおりです。
603HW | W04 | |
---|---|---|
製造元 | HUAWEI | HUAWEI |
発売年 | 2017年2月 | 2017年3月 |
対応通信規格 | FDD-LTE / TDD-LTE / AXGP | WiMAX 2+,au 4G LTE |
ディスプレイ | 2.4インチQVGAタッチ液晶 | 2.4インチ |
最大通信速度 | 下り最大612 Mbps | 下り最大 440Mbps |
連続待受時間 | 約850時間 | ハイパフォーマンスモード:約390分 ノーマルモード:約540分 バッテリーセーブモード:約630分 |
連続通信時間 | 約8.5時間 | ハイパフォーマンスモード:約4.3時間(260分) ノーマルモード:約6.5時間(390分) バッテリーセーブモード:約550分 |
Wifi規格 | IEEE 802.11b/g/n/a/ac | IEEE 802.11b/g/n/a/ac |
テザリング台数 | 最大14台 | 最大10台 |
WX05 | 502HW | |
---|---|---|
製造元 | NECプラットフォームズ株式会社 | HUAWEI |
発売年 | 2018年8月 | 2015年9月 |
対応通信規格 | WiMAX 2+ au 4G LTE | AXGP/LTE/3G |
ディスプレイ | 2.4インチ | 2.4インチ |
最大通信速度 | 下り最大440 Mbps | (LTE)下り最大187.5Mbps (AXGP)下り最大165Mbps |
連続待受時間 | 休止状態:約700時間 ウェイティング時:50時間 | 約850時間 |
連続通信時間 | ハイスピードモード: (WiMAX 2+) おまかせ一括(通信速度を優先):約8.1時間 スタンダード:約11.5時間 バッテリ持ちを優先:約14時間 エコモード(Bluetooth®接続時):約18時間 ハイスピードプラスエリアモード: (WiMAX2+、4GLTE使用) おまかせ一括(通信速度を優先):約8時間 スタンダード:約10.5時間 バッテリ持ちを優先:約13.3時間 エコモード(Bluetooth®接続時):約16.8時間 | 約10時間 |
Wifi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
テザリング台数 | 最大10台 | 最大10台 |
比較的新しい端末であること、wimaxの端末の中でも連続待ち受け時間が長いことを考えると、個人的にはWX05がオススメです。
新しいWX06が対象の端末であれば良かったのですが…
まずは手頃な通信費の削減から手をつけてみてはいかがですか?
老後の夫婦生活には年金以外に2000万円が必要となるといった報告書を政府が受け取らない等といった騒動も最近ありました。
老後の生活資金に2000万円が必要だという内容は、報告書の冒頭部分で使用しただけで、本旨は違ったということですがおそらく事実なのでしょう。
いずれにしても家計の中で無駄な部分は削っていかないといけないと思います。
どこから手をつけるかといえば、やはり通信料などの固定費からではないでしょうか?
各御家庭により状況が違うと思いますので、一概にポケットwifiを使用すれば必ず通信料が削減できるというわけではないでしょうが、是非選択肢の一つに加えていただければと思います。