これまではあまり旅行する際にホテルというのは重要視していませんでした。
それは、個人的に旅行の主な楽しみは観光であり、ホテルは単に寝る場所という認識だったたためです。
しかし、去年プロモーションでマリオットのプラチナステータスを頂いてからは、ほぼマリオットホテルしか宿泊しておりません。現金なものです。
とはいえ、こちらのステータスも来年2月までの期間限定です。
来年以降もマリオットホテルにこだわるのであれば、プラチナチャレンジをしなければいけないでしょう。
ですが、ホテルチェーンはマリオットだけではありません。未来永劫マリオットに泊まり続けるというのでなければ他のホテルのステータスも獲得し、旅行に彩りを加えたいところです。
そこで、よく話題となるホテルチェーンのステータス取得方法について改めてまとめて見ることにしました。
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各ホテルチェーンステータスの種類、取得方法
IHGとは
IHG(Intercontinental Hotels Group)は、イギリスに本部を置くホテルグループです。「インターコンチネンタルホテル」「クラウンプラザホテル」「ホリデイ・イン」などのブランドで4,500軒以上のホテルを運営しています。日本では 全日空(ANA)と業務提携して設立した「IHG・ANA ホテルグループ ジャパン」として日本各地にホテルを運営しています。
IHGリワーズクラブ
IHGはIHGリワーズクラブというホテル会員プログラムを展開しています。
IHGリワーズクラブの会員ステータスは、クラブ、ゴールドエリート、プラチナエリート、スパイアエリートの4種類です。
それぞれ会員ステータスに応じた特典が受けられます。
主な特典内容は、無料宿泊特典、客室アップグレードなど
客室アップグレードが1ランク〜2ランク程度だったり、朝食無料がなかったりとヒルトン、マリオットのプラチナステータスと比べて少し寂しい印象ですが、取得難易度が低いのが特徴です。
ステータス取得方法
取得方法として以下の3種類があります。
ポイントの獲得又は宿泊
40,000ポイント取得又は40泊
40,000ポイント獲得の方が40泊よりも楽らしいので、取得する場合は40,000ポイント獲得を目指した方が良いかと思います。
インターコンチネンタルアンバサダーへの加入
インターコンチネンタルアンバサダーは世界各地のインターコンチネンタルホテルを利用する人に特別な特典を提供する有料プログラムです。年会費200USドルですが、IHGリワード会員であればIHGポイント40,000ポイントを使用して支払うことも可能とのこと。
このインターコンチネンタルアンバサダーの特典に、加入者へのIHGプラチナエリートの付与があります。他にも特典が多数ありますのでインターコンチネンタルホテルに一回でも宿泊する予定があればこちらを利用して取得するのが良いかと思います。
ANA上級会員とのステータスマッチ
期間限定、対象者限定ではありますが、ANAのプラチナステータスを保有していると、キャンペーンでIHGのプラチナステータスを頂けることがあるようです。
また、IHGプラチナを取得しているとSFCのプラチナにステータスマッチされることもあるとか。ステータスマッチしたANAプラチナですと、SFCには申し込めないという制限もありますが、平SFCに堕ちてしまう前にその特典が使えるようにいまのうちから準備しておこうかと思います。
SFC取得者には大きなメリットが!
前述したとおり、IHGはANAと共同で日本国内のホテルを展開しています。
そういった理由もあるからか、国内所在するホテルのうち、指定されたホテルではSFC特典として、宿泊割引、レストラン割引、朝食無料などの特典が受けられます。
私は残念ながらまだこの特典を使用したことがありません。いずれ使ってみたいと思います。
ホテル名 | 宿泊割引 | レストラン割引 | 朝食無料&ウェルカムドリンク |
ANAインターコンチネンタルホテル東京 | 10% | 10%(テナント5%) | ○ |
ストリングスホテル東京インターコンチネンタル | 10% | 10% | ○ |
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート | 10% | 10% | ○ |
ANAインターコンチネンタル石垣リゾート | 10% | 10% | ○ |
ANAクラウンプラザホテル千歳 | 10% | 10%(テナント、一部商品除く) | ○ |
ANAクラウンプラザホテル釧路 | 10% | 10% | ○ |
ANAクラウンプラザホテル札幌 | 10% | 10% | ○ |
ANAクラウンプラザホテル新潟 | 10% | 10% | ○ |
ANAクラウンプラザホテル富山 | 10% | 10% | ○ |
ANAクラウンプラザホテル金沢 | 10% | 10% | ○ |
ANAクラウンプラザホテル成田 | 10% | 10% | ○ |
ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋 | 10% | 5% | ○ |
ANAクラウンプラザホテル京都 | 10% | 10% | ○ |
ANAクラウンプラザホテル大阪 | 10% | 10% | ○ |
ANAクラウンプラザホテル神戸 | 10% | 10%(テナント5%) | ○ |
ANAクラウンプラザホテル岡山 | 10% | 10% | ○ |
ANAクラウンプラザホテル広島 | 10% | 10% | ○ |
ANAクラウンプラザホテル宇部 | 10% | 10%(レストラン・バー、中国料理「敦煌」対象外) | ○ |
ANAクラウンプラザホテル米子 | 10% | 10% | ○ |
ANAクラウンプラザホテル松山 | 10% | 5% | ○ |
ANAクラウンプラザホテル福岡 | 10% | 10% | ○ |
ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル | 10% | 10% | ○ |
ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ | 10% | 10% | ○ |
ANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー | 10% | (10%レストラン・バー/個室利用は対象外) | ○ |
ANAホリデイ・イン仙台 | 10% | 10% | ○ |
ANAホリテイ・イン金沢スカイ | 10% | 10% | ○ |
ANAホリデイ・イン札幌すすきの | 10% | 10% | ○ |
ANAホリデイ・イン リゾート宮崎 | 10% | 10% | ○ |
ヒルトンについて
ヒルトン・ホテルズ&リゾート(Hilton Hotels & Resorts)は、ヒルトン・ワールドワイド(Hilton Worldwide、正式にはヒルトン・ホテルズ・コーポレーション、Hilton Hotels Corporation)が国際的に展開しているホテルチェーンです。現在、90カ国以上で4,000軒以上のホテルを運営しています。
ヒルトンオナーズ
ヒルトンは「ヒルトンオナーズ」というホテル会員プログラムを提供しています。
会員ステータスは、メンバー、シルバー、ゴールド、ダイヤモンドの4種類です。
ゴールド、プラチナ共に朝食無料、部屋のアップグレードがあるのが嬉しいですね。
ダイヤまで頑張れば、ラウンジアクセス権が付きますので、どうせ修行するならそこまで頑張りたいところです。
ヒルトンゴールド、ダイヤステータス取得方法
ステータスマッチからのダイヤチャレンジ
チョイス、ハイアット、マリオット、BestWestern、Acoorなどの上級会員資格を持っていると、ステータスマッチに応募できます。ステータスマッチが承認された後、3ヶ月以内に10滞在すると1年間ダイヤモンドステータスが延長されます。
ステータスマッチの方法はこちらの記事にまとめています。
ヒルトンステータスマッチの応募方法。
2018年夏の統合時にマリオットのプラチナ会員資格をもらいました。 期間について確認したところ、2019年の1月までとの ...
ヒルトンVisaプラチナ取得後の条件達成
マリオットにSPGアメックスがあるようにヒルトンにも取得するだけでステータスが付与されるクレジットカードがあります。ヒルトンVisaゴールド、ヒルトンVisaプラチナです。
どちらのカードも所有するだけで得ることができるステータスはゴールドですが、ヒルトンVisaプラチナを所有した上でショッピング120万円利用又は1暦年(1月から12月)の間に10泊することでヒルトンダイヤモンドのステータスを獲得できます。
66,500円という非常に高い年会費に目をつぶって、ひたすらホテルステータスだけを追い求めるのであれば良い条件なのではないでしょうか。
一応ステータスマッチは申し込んでいるところですが、私の場合、さほど宿泊しないような気がしますので、ヒルトンVisaプラチナを取得してダイヤ維持した方が良いかな..
マリオットについて
マリオット・インターナショナル (英: Marriott International) は、世界各地でマリオットやリッツ・カールトンなど様々なブランドのホテルや宿泊施設の運営やフランチャイズを手がけるメリーランド州に本部を置くアメリカ合衆国の多国籍企業です。
マリオットリワード
マリオットはマリオットリワードというホテル会員プログラムを提供しています。
会員ステータスは会員、シルバーエリート、ゴールドエリート、プラチナエリート、チタンエリート、アンバサダーエリートの6種類です。
特典内容としてはポイントUP、部屋のグレードアップ、ラウンジの利用、朝食無料といったところが主なものになります。
プラチナステータス獲得方法
年間宿泊50泊
正統派のやり方としてはこちら
無料宿泊特典などを使わずに50泊することで、プラチナステータスを獲得できます。
ただ、このやり方でプラチナステータスを獲得できる人はそもそもホテル修行をする必要がない人でないかと思います。
マリオットゴールド取得後にプラチナチャレンジ
年間50泊できない人はこちら
マリオットにはプラチナチャレンジという制度があります。
これは、マリオットのステータスを獲得するための宿泊数が4ヶ月の期間限定で、50泊から16泊に減る制度です。
このプラチナチャレンジですが、ゴールドエリートのステータスを所有している人しか出来ません。
そしてマリオットのゴールドステータスを獲得するためには、年間で25泊以上するか、SPGアメックスを所持していることが必要となります。
25泊するよりはSPGアメックスの年会費を払ったほうがコスパも良いですから、SPGアメックスを持った方が良いですね。
残念ながら、プラチナチャレンジはプラチナ会員の時はできませんので、来年以降ゴールド落ちした時にトライしてみようと思います。
いつか全てのホテルチェーンの上級会員資格が取れるように頑張りたいと思います。
朝食無料だけにこだわるのであれば、インターコンチネンタルアンバサダーでIHGプラチナを手に入れて、宿泊はインターコンチネンタルホテルかSFC特典が使える国内ホテルに宿泊するのが良いですかね。取得難易度も低いですし。
ですが、SPGアメックスとヒルトンVisaプラチナ両方を維持するのはそれだけで結構骨が折れそうですので、よほど計画をしっかり立てないとどちらか片方しか取れないということになりそうです。
とりあえず今年はIHGプラチナから取りに行ってみようと思います。