最近しきりにSuicaのCMをみかけます。
「10月1日、Suica究極の新サービス始まる」
「還元率モバイルSuica2%」

これはJR東日本で切符代や定期代等の鉄道利用をする際、JREポイントが還元されるという広告です。
事前に「JRE POINT」に登録したSuicaでJR東日本の鉄道をチャージ残高で利用することで「JRE POINT」が付与されます。
還元率は、在来線だと、1回の利用額に応じて「モバイルSuica」は2%、カードタイプのSuicaは0.5%です。
JREポイントを飛行機のマイルに例えると分かりやすいでしょうか。
Suicaを使って電車に乗れば乗るほど、ポイントが貯まるという仕組みになっています。
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2.0%還元を受けるために必要なこと
2.0%還元を受けるのに必要なことは
- モバイルSuicaでの利用
- JREポイントへの登録及びサイトへのSuica登録
の二点です。
モバイルSUICAでの利用
残念ながら、今回の2.0%還元は「モバイルSuica」に限られています。
つまりスマホやフューチャーフォンに設定するおサイフケータイとしてのSuicaのみです。
ICカードで利用した場合、還元率は0.5%となります。
モバイルSuicaはiPhoneですと、iPhone7以降又はApple Watch Series 2以降のApple Watchが、Andoroidやフューチャーフォンであれば日本国内で流通している大体の機種は対応していますので、大概の人が登録はできるのではないでしょうか。
まだ利用されていない方はこれを機会にモバイルSuicaへすることをオススメします。
JRE POINT WEBサイトへの登録
JREポイントはJR東日本が提供するポイントです。
JREポイントを貯めるためには、まずJRE POINT WEBサイトに登録しなければなりません。
JRE POINT WEBサイトに登録すると、駅ビル等の利用や、登録したSuica、登録したビューカードの利用等で貯めたポイントをまとめて利用することができます。
登録はこちらから
登録する際に必要となるものは
- Suicaカード(無記名のSuica・記念Suicaを除く)
- モバイルSuica
- Suica付きビューカード
- JRE POINTカード
- Mizuho Suica
です。
登録が終わった時点から2.0%還元の対象となります。
JREポイント使い道
肝心のJREポイントの使い道ですが、主な使い道としては、
- 駅ビルでの使用
- Suicaへのチャージ
- Suicaグリーン券への交換
- JREポイントWebサイトでの商品交換
- JREモールでの買い物
などが挙げられます。

ルミネ商品券への交換がオススメ
個人的にオススメするのが、ルミネ商品券への交換です。

期間限定ポイントを用いて交換できないというデメリットがあるとはいえ、通常1.5%の還元率となるところ、最大1.844%の還元率で交換できます。
必要JREポイント数 | 商品券の金額 | 還元率 |
2,000 | 2,000 | 1.500% |
3,600 | 4,000 | 1.667% |
5,200 | 6,000 | 1.731% |
6,800 | 8,000 | 1.765% |
8,400 | 10,000 | 1.786% |
16,400 | 20,000 | 1.829% |
24,400 | 30,000 | 1.844% |
商品券使用分は割引になりませんが、ルミネでの買い物がいつも5%引きとなるルミネカードと組み合わせて買い物すれば、非常にお得です。
ペンギングッズも良い感じです。
必要なポイント数が少し多いかな?とも感じますが、個人的にはペンギングッズも良いのではないかと思います。

モバイルSuicaへのチャージ方法は?
この還元制度の良い点は、Suicaをチャージする方法が限定されないところです。
ただ、モバイルSuicaへのチャージはクレジットカードかApplePayまたはGooglePayからの払い込みに限られますますので、2.0%還元を狙う場合は上記いずれかの方法でチャージをする必要があります。
モバイルSuicaへ登録可能なクレジットカードは
- ビューカード
- VISA
- JCB
- Master
- American Express
- ダイナースクラブカード
- JR東海エクスプレスカード
です。
また、ApplePayまたはGooglePayからはApp内及びWebでの支払いに利用できる支払い方法での支払いをすることができます。
メルペイなどもチャージ元にすることができますので、メルカリをよく利用される方は利便性が高くなるのではないかと思います。
チャージ元としてオススメのクレジットカード
個人的にはVIEWカードか、エポスカードをチャージ元とすることをおすすめします。
どちらも大して手間をかけることなく、+1.5%の還元を得ることができるからです。
VIEWカード

VIEWカードは種類がありますので、どれを選んだら良いか悩まれている方もいるかと思います。
個人的には以下の3枚の中か選べば良いのではないかと思いますので、参考までご紹介させていただきます。
モバイルSuica利用前提ならビックカメラSuicaカード
ビックカメラSuicaカードの強みは年会費無料であることです。
ただ残念ながら定期券機能がついていませんので、カード型Suicaを使いたい方には適していません。
ルミネを多く利用するのであれば、ルミネカード
使用している駅の近くにルミネがある方はルミネカードが良いかなと思います。
このカードの魅力は、ルミネでの買い物がいつでも5%オフになるところ。
また年に数回10%オフとなるキャンペーンもやっています。
ルミネの中にある店舗であれば大体の店舗で割引が受けることができますので、スターバックスなどでも割引してくれます。
年会費1,048円かかってしまう点だけが残念ですが、初年度は無料ですので今まで使ったことが無い人は使ってみても良いのでは無いかと思います。
駅ビルでの買い物が多いようならJREカード
JREカードは「JRE CARD優待店」やJREモールでの買い物が3.5%還元となるのが大きな特徴です。
「JRE CARD優待店」は首都圏エリアではビーンズ、アトレやラスカなど、東日本エリアではCocoLoやエスパルなどです。
こうした店舗で買い物をよくされる方にとっては良いカードだと思います。
年会費524円かかってしまうのが残念ではありますが、Suica機能付きのVIEWカードの中では安い値段の方ですので、どうしてもSuica機能がついたカードが良いという方はJREカードが良いのではないでしょうか。
エポスカード

Suicaにチャージするという目的で使用するのであればエポスカードもおすすめです。
ゴールド以上のカード限定ではありますが、エポスカードには選べるポイントUpショップという特典があるからです。

あらかじめ指定されたショップから良く使うショップを3つ選択して、そのショップでの支払いに関しては還元率を1.5%にできるという特典です。
選択できるショップにはでモバイルSuicaもありますので、事前に選択しておくことによって、JREカードと同じ還元率でSuicaチャージをすることができます。
エポスポイントがJREポイントに比べて交換できる選択肢が多くANAマイル、スカイコインやdポイントにも交換することができますので、同じ還元率であればエポスカードからSuicaをチャージした方が良いのではないでしょうか。


Suicaを利用することによって貯まるのはJREポイントとなりますので、ポイントが分散されてしまうことを嫌がる人にはオススメできませんが、検討してみても良いのではないかと思います。
ANAマイル交換にJQキューポルートを使用する方はJQエポスカードの発行をしてください。
ソラチカルートの廃止に伴い、今後はメインのルートとして東急ルートが使われることになると思いますが、LINEポイントを利用したソラチカルートが1年程度で使用できなくなったことを考えると、東急ルートも1年程度で使用できなくなるのではないかと思っています。
そうなると次に候補となるのが、JRキューポを利用したJRキューポルートかnimocaルートとなります。
ただ、nimocaルートは交換作業をネットだけで完結することができないという致命的な欠陥がありますので、多くの方は必然的にJRキューポルートを使うことになると思います。
その際はJQエポスカードがあった方が色々と便利になりますので、まだ持たれていないのであれば事前に発行しておいた方が良いのではないかと思った次第です。
通常のエポスカードからJQエポスカードへの切り替えは吸収にあるアミュプラザに行かないといけないようですので、九州以外に住んでいる方にとっては結構な負担になります。
幸いなことに切り替えにあまり時間はかからないようですので、時間を見つけて切り替えておこうかと思います。
今後は、繰り返し利用でさらに付与されることもあるそうです。
「JRE POINT」の付与は2020年春以降にSuicaのチャージ残高で新幹線の普通車自由席に乗れる「タッチでGO!新幹線」にも対応予定だそうです。
2020年以降は12月以降は、回数券のように繰り返しSuicaで鉄道を利用するとさらにポイントを付与する施策も検討中としています。
さらに、2021年春以降は、「えきねっとポイント」と「JRE POINT」を統合し、将来的には、「JRE POINT」の使い道として、新幹線座席のアップグレード(グリーン車、グランクラス)や、新幹線・在来線特急に乗車できる特典チケットを新たに加えることも検討中とのことです。
私自身、電車もそれなりに好きなので楽しみです。
20%還元などのインパクトのあるキャンペーンをあまりやっていないので、地味に見えますがやっぱりSuicaは使いやすい電子マネーなので、今後も使い続けていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。